2008年11月09日
関根伸夫《位相-大地》(再制作)
移送、大地。跡には、でかい落とし穴!
☆以下余談。☆周囲に設けられた柵を越えて穴に近づく。意外と鋭いエッジに土木のプロの技量を感じる。思ったより穴は深い。おそるおそる覗き込むと底に枯葉が二、三枚散り込んでいる。現代美術もまた季節と共にあるという??必ずしも当たり前ではない??感慨を抱く。☆穴の残土を積み上げたシリンダーは、写真から想像していたより、ずっと離れたところにある。☆帰りに回った銀座の関根伸夫展で作者と遭遇。あれは落ちたら怪我をしますねと、穴をめぐる素朴な感想を口にしたら、深い穴があったら縁で立ち止まる、それが人間というものだよと、にこやかに作者は応じた。いつか読んだギブソンの「負のアフォーダンス」という言葉が、場違いの冬の花火のように一瞬ひらめいて消えた。ちなみに須磨のときは柵は設けられず、遠まきに縄が張り巡らされていたとのこと。(北澤憲昭)
2008年11月1日(土)?9日(日)
多摩川アートラインプロジェクト アートラインウィーク2008
(田園調布せせらぎ公園)
http://www.tamagawa-art-line.jp